米国ETFへの投資に興味があり、「おすすめのETFを知りたい」「VOOのおすすめポイントを教えて」と思っている人は多いのではないでしょうか。
この記事では、VOOのメリットやデメリット、おすすめの証券会社などについて解説します。ETFの取引で長期の資産運用を考えている人は、参考にしてください。
そもそもETF(上場投資信託)ってなに!?

日経平均株価やダウ平均などの株価の指数に連動するように運用されている投資信託で、
通常の投資信託とは異なり、株式市場に上場しているため取引方法は株式等と同じになります。
米国ETF VOOとは!?
VOOとはバンガード社が提供するETF(上場投資信託)で、正式名称は「バンガード・S&P500ETF」です。S&P500とあるように、米国の代表的な企業500社の株価を指数化している「S&P500」に連動するETFです。
ETFは上場されているため、株式のようにリアルタイムでトレードすることが可能です。ETFは複数の銘柄を対象とし、1銘柄に投資するだけで複数の銘柄に投資ができ、分散投資の役割を果たしています。インデックス型では指数と連動するように運用されます。
VOOは、米国の大型企業へまとめて投資することができる金融商品なので、世界で人気のETFです。
米国ETF VOOの構成銘柄
- アップル(AAPL)
- マイクロソフト(MSFT)
- アマゾンドットコム(AMZN)
- テスラ(TSLA)
- アルファベット(GOOGL)(GOOG)
- フェイスブック(FB)
- バークシャー・ハサウェイ(BRK)
- エヌビディア(NVDA)
- JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー(JPM)
「GAFAM」といわれる巨大なIT企業などを中心とした米国を代表した銘柄が主に組み込まれています。大きく成長を続けている米国の企業で構成されているので、歴史的に高いリターンを得られていたことも特徴と言えます。
それだけではなく、保険業のバークシャー・ハサウェイや半導体メーカーのエヌビディア、金融のJPモルガン・チェース・アンド・カンパニーも含まれています。
米国ETF VOOのメリット
- 長期的に成長が期待できる
- 500社に分散投資ができる
- 米国大型企業に集中投資ができる
- 経費率が低い
長期的に成長が期待できる

VOOにおける過去のパフォーマンスをチェックしてみましょう。
チャートから分かるように設定以来、パフォーマンスが非常に高いです。価格は過去10年間でおよそ4倍となっており、リターンが十分に出ています。
また、レバレッジ商品などのように値動きが大きくないので短期的な利益を狙わずに、長期的な保有でゆっくりとリターンが得られます。
コロナ禍での下落も2019年の下落した価格の近くで踏みとどまっており、底堅いETFとしても信頼性が見て取れます。
500社に分散投資ができる
投資をする際は、分散投資をしてリスクを低くした運用をすることが理想的です。
例えば、1つの銘柄だけに投資した場合、その銘柄の価格が大きく下落したら、資産も大きな損失を受けます。そうならないために、1つの銘柄に集中させずに、あらゆる業界・業種などの銘柄に分散して投資しておくことを強くおすすめします。
VOOの投資対象企業は米国を代表する企業500社なので、リスクが偏らずに安心してトレードすることができます。
米国大型企業に集中投資ができる
VOOは大型株を中心に構成されていることから米国大型企業に集中投資することができます。連動する指数であるS&P500は、代表的な米国の大型企業が中心です。
中小型の銘柄があまり含まれず、これから伸びる新興企業の成長の恩恵を受けることができないこともありますが、安定した大型企業であれば株価の変動が中小型の銘柄に比べて安定しています。
1つのETFで米国の大企業それぞれに投資ができるのも魅力の一つです。
経費率が低い
投資する際は、取引コストも重要なファクターで、経費率が0.03%と低いことも特徴です。
経費率とは、投資商品の運用に必要な経費が純資産の総額に対し、どのくらいの割合かというものです。経費率が高ければその分リターンが大きくなければ割に合いませんし、逆に経費率が低ければその分リターンが少なくても十分に元は取れます。
取引コストを抑えながら運用できることも、VOOに投資するメリットです。
米国ETF VOOを取り扱っている証券会社
米国ETF VOOはあなたのお近くの銀行や証券会社の窓口でも取り扱っています。
ただ銀行や証券会社は買付手数料等が高く設定されている為オススメ出来ません。
そこでオススメするのが手数料が安いネット証券です。下記でオススメのネット証券を案内していきます。
VOO投資におすすめのネット証券会社
VOOへの現物投資にはSBI証券がおすすめ
SBI証券はネット証券国内株式個人取引シェアNo.1を誇る人気のネット証券です。
VOOを含め、米国ETFのラインナップも充実しているので、あなたの欲しい銘柄がきっと見つかりますよ。
米国株を毎月好きな日に自動買い付けできる「米国株式・ETF定期買付サービス」も利用できます。
普段忙しく時間がなくて定期的に買い付けるのを忘れる人も、はじめに「設定株数」または「設定金額以内の単元株」を設定するだけで手軽に米国株へ投資できますよ。

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取り扱い米国株は4,760銘柄と、充実した品揃えを展開しています。
特定口座やNISA口座にも対応しているため、気軽に米国株投資に挑戦することが出来ます。
また、楽天証券でもアメリカ株積立が利用でき、ETFも積立購入が可能です。
楽天ポイントを使って買い付け設定もできるので自己資金を抑えることができ、より気軽に投資を始めることができます。
楽天証券では、VOOを含め米国ETF15銘柄(VTI、QQQ等)の買付手数料が無料となっているので、以下の15銘柄に投資したい人は口座開設しておきましょう。



楽天ポイントで気軽に投資出来るのがいいですね♪
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まとめ
今日は米国ETF「VOO」に関して解説しました。
アメリカ企業500社に分散投資が出来て、過去のパフォーマンスも高く、経費率は0.03%と破格の安さです。
今後もアメリカ経済が成長していくと考えている人は、米国ETF「VOO」を資産形成のためにご活用下さい。
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